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(オフィスステーション連携)スポット実行の設定

スポット実行の連携とは

スポット実行の連携とは、定期的ではなくそのたびごとに行う連携です。
連携の方向を選択することができ、複数のジョブを登録することができます。
連携の方向は、オフィスステーションからカオナビ、カオナビからオフィスステーションの2通りです。
カオナビからオフィスステーションへの連携可否は以下の注意点と合わせ、チャートも参考にしてください。

カオナビからオフィスステーションに連携するときの注意点

  • カオナビからオフィスステーションに連携する場合「従業員番号」「氏」「名」「生年月日」が両者間で一致したときに連携先の従業員が特定されます。そのためこの4つは連携で更新できません。
  • チェックボックスのデータを連携する場合、一番最初にチェックしてある選択肢が連携されます
  • 更新エラーの従業員が含まれていた場合、エラーとなった従業員を除き、正しいデータのみ更新されます
  • カオナビには登録されていて、オフィスステーションにはいない人を連携する場合「従業員番号」「氏」「名」「生年月日」は必須項目となります。カオナビに登録されていない項目がある場合はそれぞれ登録してください

ビジネスネーム(旧姓)を使用している場合

オフィスステーションとの連携には戸籍上の氏名が必要です。カオナビの基本情報の氏名にビジネスネーム(旧姓)を使用している場合は、戸籍情報の氏名を登録している項目を連携キーとして指定してください。

①連携方向をカオナビからオフィスステーションに変更後、『連携する氏名の項目を変更』をクリックします。

②戸籍上の氏名を管理しているシートと項目を選択し、『変更を保存』で氏名の連携キーを変更します。

※氏と名の項目を分けて管理していない場合、氏と名の間に半角or全角スペースを使用する必要があります。

カオナビからオフィスステーションへの連携設定

①連携先項目をAPIv2の操作対象にする

定期実行(労務手続き)の設定>連携前に行うカオナビの設定」をご覧ください。

②ジョブを追加する

オフィスステーション連携画面を開き、スポット実行の『ジョブ追加』をクリックします。

③ジョブ名を登録する

ジョブ名を登録します。
初期状態では「スポット実行のジョブ」という名称とナンバリングがされます。

④連携の方向を決める

初期状態では「オフィスステーションからカオナビ」となっているので、更新ボタンをクリックしてカオナビからオフィスステーションへの連携に切り替えます。

既に設定が行われていた場合、連携方向を変更すると設定がリセットされるため、確認画面が表示されます。
問題ない場合は『設定を削除して変更』をクリックしてください。
※設定が行われていない場合は気にしなくても問題ありません。

⑤従業員の絞込条件を設定する

カオナビからどの従業員の情報を連携するかを選択します。
絞り込みたい項目と、その項目があるシートを選択することで絞込みの条件が表示されます。

絞込み条件に設定できる項目の条件と検索方式は以下の通りです。

パーツ種別 設定可否 検索方法
テキストボックス/テキストエリア/ナンバーボックス キーワードを指定して「含む」「含まない」を選択
プルダウンリスト/ラジオボタン/チェックボックス 設定されている選択肢から選択
カレンダーパーツ 今日「以前」「以降」から選択
メッセージボックス/タイトルボックス/顔写真パーツ/レーダーチャート/スペースエリア/リンク/計算式 ×
連携開始後も連携対象の従業員は変更できます。

⑥連携項目を設定する

項目の連携には計算式を用います。

ケース 利用する計算式例
役職項目に登録されているデータをそのまま連携 [基本情報][役職]
フリガナに登録されているデータを分割して「氏(カナ)」項目に連携 LEFT([基本情報][フリガナ], FIND(" ",[基本情報][フリガナ])-1)
※氏と名の間に全員に共通した記号(半角スペースなど)が入っている必要があります
「男性」「女性」と登録されている性別から「性」を省いて連携 IFS([性別]=”男性”,”男”,[性別]=”女性”,”女”)

まず『連携項目を追加』をクリックします。

計算式欄に計算式を入力します。

連携したい項目を選択し『計算式に追加』をクリックすると、その項目を表す計算式が入力されます。

利用できる計算式

その他利用可能な計算式例はこちらをご覧ください。
項目が分かれて登録されているデータを繋げる計算式や、登録されているデータによって連携先では別の値を表示させる計算式などがあります。

計算式が入力できたら『決定』をクリックします。

オフィスステーションの連携先項目を選択します。

注意点

オフィスステーションの画面で表示されている項目名と、連携先として選択できる項目名は、完全一致ではない場合があります。
オフィスステーション画面の「丁目・番地」は、連携先項目の選択肢では[住所1]、「アパート・マンション名」は[住所2]と表示しています。

連携開始後も修正、追加、削除ができます。

修正
修正したい連携項目の、該当箇所をクリックすると修正できます。

追加
カオナビ側の項目をAPIv2の操作対象にしてください。
『連携項目を追加』から新たに追加してください。

削除
削除したい連携項目の右側に表示されている『ゴミ箱』ボタンをクリックして削除してください。

⑦保存する

設定を途中で終えるときは『設定を保存』をクリックしてください。
設定が完了し、すぐに連携を開始したい場合は『保存して即時実行』をクリックしてください。

いずれの場合も確認画面が表示されるので問題なければ『連携方向を固定して保存』をクリックします。

連携の実施はオフィスステーション連携画面のトップからも行えます。

オフィスステーションからカオナビへの連携設定

定期的な実行と手順は同じです。
スポット実行の『ジョブ追加』クリック後は、定期実行(労務手続き)の設定をご覧ください。

連携設定前に事前準備が必要です

オフィスステーションからカオナビに連携する場合、事前準備が必要です。
定期実行(労務手続き)の設定に記載があるので、ご確認ください。