評価の集計を行う前に
集計とは
対象者一覧画面のビューを切り替え後の画面で、評価項目を「合計・平均」と「件数・割合」で集計できる機能です。
評価者自身や評価者が所属する部署に割り当てられている持ち点を、対象者に割り当てる際に超過や不足を確認できます。
集計できる項目には『集計』ボタンが表示されています。
集計できる項目
集計は以下のパーツで作成されている項目が対応しています。
- ナンバーボックス
- プルダウンリスト
- ラジオボタン
- 計算式
- 判定式
パーツごとの集計パターン
ナンバーボックス、計算式:合計・平均
プルダウンリスト、ラジオボタン、判定式:件数・割合
集計できる人
イベントに登録されている評価者は、自身が評価者として割り当てられた対象者の評価を集計することができます。
ただし、イベントのステータスが『開始前』『終了』の時は集計を行えません。
集計できるのは、今時点でのアクションと、それよりも前のアクションで閲覧可能な項目のみです。
今時点より先のアクションで閲覧可能な項目は、ラベル名は表示されますが、集計は行えません。
集計対象にする(計算式・判定式)
計算式と判定式を集計する場合は、評価フォームの設計で集計対象にする設定が必要です。
初期値では集計対象にしない設定になっているため、『集計』ボタンは表示されません。
フォーム設計にて、集計対象にするにチェックを追加してください。
計算式と判定式の集計結果がエラーになる場合
・ 計算式と判定式の結果が、#ERRORや#DIV/0!、#REF! などのエラーがある場合は、集計結果もエラーになります。
・ 計算式の場合、計算結果が数値以外の場合は集計できません。
・ 判定式の場合、式内にカンマが複数存在する場合は集計できません。
集計の注意事項
プルダウンリスト、ラジオボタンの値は集計対象外
プルダウンリスト、ラジオボタンで選択肢に対して指定している値は集計対象外です。
対象者の絞込みをした場合、絞込検索後の対象者が母数となる
対象者一覧画面で対象者を絞込み検索した場合、絞込み検索後の対象者で集計を行います。
ただし、表示人数(20、50、100人)は、集計結果に影響ありません。
「合計・平均」と「件数・割合」で小数点以下の表示が異なる
評価の集計を行う
①対象者一覧画面を開く
受信したメール/通知のURLまたはスマートレビュートップページのイベント名から、自身に割り当てられた対象者一覧画面を開きます。
②内容を確認/編集する
該当するタブをクリックし『ビューを切り替え』をクリックします。
対象者ごとに評価項目が一覧で表示されます。
青色になっている部分が編集可能箇所です。内容を確認し、必要があれば編集します。
③集計をする
集計したい項目の『集計』ボタンをクリックします。
集計結果のポップアップが表示されます。集計結果はドラッグ&ドロップで位置を動かすことができます。
複数の集計結果を表示させることが可能です。長くなった場合は縦スクロールで確認できます。
『前へ』『次へ』ボタン
複数の集計結果を表示させている場合は『前へ』『次へ』ボタンで、次の集計結果と前の集計結果にジャンプできます。
④再集計をする
集計結果の表示後に評価内容を修正した場合は、再集計を行い最新の集計結果を表示できます。
評価項目を修正した場合は自動保存後に再集計を行ってください。
自動保存前に再集計を行うと修正内容が反映されません。

⑤クリップボードにコピーする
集計結果をクリップボードにコピーできます。
項目名が長くポップアップ内での閲覧がしづらい場合や、評価の集計結果をカオナビ外で保持したい場合に使用してください。
クリップボードにコピーしたら、メモ帳などにペーストすることができます。
⑥集計結果を閉じる
集計結果を閉じる際は「×」ボタンをクリックしてください。
複数の集計結果を表示している場合は、右上の「×」ボタンで全ての集計結果を閉じます。