参加者自動設定とは
参加者自動設定とは、所属ツリーの階層構造と責任者を元に、自動で対象者と評価者の紐づけを行う機能です。
イベント開始前の初期登録時に利用できます。
設定には管理者メニュー>所属ツリー管理にて責任者の設定と、ワークフロー設計にて『所属ツリーの責任者参照』とが必要です。
所属ツリーの責任者参照
所属ツリーの階層構造を元に、対象者から見てどの階層の責任者を参加者(評価者)として紐づけるか、を設定します。
下記のような組織図で一次評価者、二次評価者、三次評価者、四次評価者がいる場合、赤枠のメンバーを対象者に設定すると表のように紐づけされます。
対象者 | 一次評価者 (対象者と同じ所属) |
二次評価者 (1段階上の所属) |
三次評価者 (2段階上の所属) |
四次評価者 (3段階上の所属) |
---|---|---|---|---|
八木 | 横島 | 谷口 | 栗原 | 田島 |
関 | 岩切 | 谷口 | 栗原 | 田島 |
横島 | 横島 | 谷口 | 栗原 | 田島 |
熊谷 | 谷口 | 栗原 | 田島 | ー |
谷口 | 谷口 | 栗原 | 田島 | ー |
栗原 | 栗原 | 田島 | ー | ー |
田島 | 田島 | ー | ー | ー |
参加者自動設定の注意点
参加者自動設定の注意点は以下の通りです。
- 管理者メニュー>所属ツリー管理にて、各所属に責任者が設定されている必要があります。
また各対象者に基本情報の所属が登録されている必要があります。 - 責任者、所属が設定されていないときは自動設定を実行しても参加者は「指定なし」となります。
- 操作できるのは管理者(Adm)ユーザーまたはイベントオーナーです。イベントオーナーは社員番号が全社員分閲覧可能である必要があります。
- フェーズが開始前かつ、参加者も含めたすべてのステータスが「未対応」のときに実施できます。期中の異動対応などには利用できません。
- 参加者自動設定を実行したあとも、手動、CSV等で紐づけを変更できます。
- 『所属ツリーの責任者参照』が設定されていない参加者は空欄で登録されます。
- 既に参加者が登録されている状態で『参加者自動設定』を実行した場合、『所属ツリーの責任者参照』が設定されている参加者は上書きされます。設定されていない参加者は空欄ではなく元のメンバーが保持されます。
自動で対象者と参加者の紐づけを行う
①自動設定する参加者を選択する
ワークフロー設計を開き、自動設定したい参加者名をクリックします。
②所属ツリーの責任者参照を設定する
『「選択してください」の責任者を設定する』のプルダウンから、どの階層の責任者を参加者として設定するか選択して保存してください。
所属ツリー管理で設定している階層が自動で選択肢に表示されます。
重複して設定することも可能です。
重複して設定することも可能です。
選択が完了したら右上の『保存』をクリックしてください。
③対象者を登録する
イベントメニュー>対象者設定より、評価対象者を登録してください。
対象者設定の詳しい方法は対象者と評価者の設定>カオナビの画面上で登録するの①をご覧ください。
④参加者自動設定をクリックする
イベントメニューから『参加者自動設定』を選択します。
注意点などが表示されるので『実行』をクリックしてください。
進捗はイベントメニューから確認できます。