管理者ユーザーから見える情報を一部制限したい

「管理者メニュー」を使用させたい、かつ、閲覧・編集権限に制限を設けたい場合、「利用できる機能を制限した管理者ユーザー」と「プロファイルブックやシートガレージを閲覧するための一般ユーザー」を作成し、ユーザーアカウントを使い分ける方法を検討してください。

※管理者ユーザーであっても、「アクセス管理>使える機能」にて、プロファイルブックやシートガレージを「利用不可」と設定することにより、各メンバーの情報は閲覧・編集不可となります。
※「管理者メニュー」を使用したい場合は「使える機能を制限した管理者ユーザー」にてログインし、プロファイルブックやシートガレージを使用したい場合は「プロファイルブックやシートガレージを閲覧するための一般ユーザー」にてログインするという運用方法となります。

ユーザーを分ける手順

1.「アクセス管理」からロールを作成する

A.特定の機能のみ使用できる管理者ユーザーのロール設定例

・「使える機能>機能メニュー」:「プロファイルブック」「シートガレージ」を「利用不可」、「セットアップ」を「利用可」、その他使用させたい機能を「利用可」
・「使える機能>管理者機能メニュー」:「CSV入出力」「ファイル入出力」を「利用不可」、その他使用させたい管理者機能を「利用可」

※「CSV入出力」と「ファイル入出力」を「利用不可」とすることで、基本情報やシート情報のダウンロード/アップロードが不可となります。
※「アクセス管理」と「ユーザー管理」を「利用不可」とすることで、本人による利用権限の変更を防ぐことが可能です。
※「プロファイルブック」を利用不可とした場合でも、シナプスツリーやスマートレビューにおいて、顔写真にマウスオンした際に表示される「基本情報」のポップアップ表示を制限できません。また、シナプスツリー、スマートレビュー、シャッフルフェイスなどにおいてプロファイルブックのデータを表示している場合も、間接的に情報が閲覧できますが、同様に表示を制限できません。

B.閲覧・編集権限に制限を設けた一般ユーザーのロール設定例

・「使える機能>機能メニュー」:任意で設定(「セットアップ」はデフォルトで「利用不可」)
・「見える情報」「編集できる情報」「その他設定」:任意で設定(閲覧させたくないシートに閲覧制限を設定する)

2.「ユーザー管理」より、現在メンバー情報が紐づいているアカウントを以下のように編集する

・紐付けメンバー:操作するメンバー
・種別:一般ユーザー
・ロール:「1.」で作成したロールB

3.「ユーザー管理」より、管理者ユーザーのアカウントを作成する

・紐付けメンバー:選択なし
・種別:Adm(管理者)
・ロール:「1.」で作成したロールA

※ログインIDは重複して設定することができないため、「2.」「3.」どちらかのアカウントのログインIDには、ダミーのメールアドレスを設定します。
※ダミーメールアドレスをユーザーIDとして設定された場合、ログイン画面に表示される「パスワードを忘れた方はこちら」のメールと、ユーザー管理画面上から送信するメールが届きません。

参考:その他の設定例
アクセス管理>請求書確認のみを管理させる

ロールAは「プロファイルブック」「シートガレージ」「CSV入出力」の利用権限がないため、基本情報・シート情報の閲覧、CSVダウンロード/アップロードを行うことができません。

ロールBに別途権限を付与することで、一般ユーザーでも基本情報・シート情報のCSVダウンロード/アップロードが可能となります。
手順については一般ユーザーにCSVダウンロード・CSVアップロード権限を付与したいをご覧ください。