チャートガジェットを作成する前に
チャートガジェットを作成する際、『縦軸』と『横軸』を設定することができます。
それぞれ設定できる項目は下記の通りです。
縦軸 | 集計タイプ | 集計項目 | 表示形式 |
---|---|---|---|
横軸 | 横軸項目 | 凡例項目 |
チャート種別によって、設定が必要な項目が異なるため、チャートガジェット作成画面では、選択したチャート種別に対応する設定が表示されます。
チャート種別設定前
チャート種別設定後
チャート種別ごとに対応する設定が表示されます。
縦軸と横軸で設定できる項目は下記を参照してください。
集計タイプ
縦軸の集計タイプは『合計』と『平均』があります。
合計
集計項目の合計値を表示します。
平均
集計項目の平均値を表示します。
平均値を算出は、表示形式により異なります。
表示形式が値 | 横軸×凡例に該当するメンバー÷集計項目の合計値 (小数点第3位まで) |
---|---|
表示形式が割合(積み上げ縦棒グラフ) | 横軸×凡例の平均値 ÷ 「横軸×凡例の平均」の合計値の割合を%で表示(小数点第1位まで) |
表示形式が割合(円グラフ) | 凡例の平均値÷凡例の平均の合計値の割合を%で表示 (小数点第1位まで) |
集計項目にメンバーを指定した場合、平均値は『1.0』になる
集計項目にメンバーを指定すると、横軸×凡例に該当するメンバーと同じ値になるため、平均値は『1.0』になります。
集計項目
縦軸に集計項目を設定できます。集計項目に使える項目は下記の通りです。
- メンバー数
- 基本情報の年齢
- 基本情報の勤続年数
- 単一レコード形式のシートにあるナンバーボックスで作成された項目
- 単一レコード形式のシートにある計算式パーツ(出力形式:数値、数値(桁区切り)、年ヵ月)で作成された項目
表示形式(値・割合)
縦軸の集計項目の表示形式は、『値』と『割合』があります。チャート種別によって使用できる表示形式が異なります。
値
縦軸に設定した集計項目を横軸項目ごとに『値』で表示します。『値』を設定できるチャート種別は下記の通りです。
- 折れ線グラフ
- 縦棒グラフ
- 積み上げ縦棒グラフ
- 散布図
割合
縦軸に設定した集計項目を、横軸項目それぞれに対する凡例項目ごとに『割合』で表示します。
『割合』は、凡例項目ごとの値を当該横軸項目の合計値で割り、算出します。小数点第一位まで表示します。
『割合』を設定できるチャート種別は下記の通りです。
- 円グラフ
- 積み上げ縦棒グラフ
チャート種別を「積み上げ縦棒グラフ」かつ、表示形式を『割合』に選択した場合は、横軸項目の凡例項目が選択必須になります。
横軸項目
所属とカスタム設定で設定された項目を選択できます。
項目名/シート名で検索が可能です。
※それぞれカスタム設定をしなくても描画が可能です。
凡例項目
横軸の内訳を示す項目です。円グラフの場合は、集計項目の内訳を示す項目です。
所属とカスタム設定で設定された項目を選択できます。
縦軸の表示形式が「割合」の場合は、凡例項目の選択が必須になります
作成で使用したい項目が表示されないとき
下記条件がそろうと項目として設定できます。
- カスタム設定で絞り込み設定されている
- 単一レコードシートに登録されている
- ナンバーボックス、プルダウンリスト、ラジオボタン、チェックボックス、日付(カレンダー)、年月(カレンダー)、計算式のいずれかのパーツで作成されている
- マスターが登録されている
- 項目の閲覧権限が付与されている(共同編集者の場合)
※縦軸と横軸、チャート種別によっても利用できる項目が異なります。
詳細は、『チャートガジェットを作成する前に』を参照ください。
チャートガジェットを作成する
①「ガジェットを作成」をクリックする
カスタムガジェットトップ画面の「ガジェットを作成」をクリックします。
チャートガジェット作成画面が表示されます。
②名称と説明欄を入力する
チャートの名称と説明を入力します。
③チャート種別を選択する
チャート種別が左下に一覧で表示されます。作成するチャート種別をクリックして選択します。
チャート種別によって、縦軸と横軸に設定できる項目が異なります。
今回は、例として『積み上げ縦棒グラフ』を選択します。
選択したチャート種別ごとにアイコンが表示されます。
④縦軸を設定する
縦軸を設定します。縦軸は『集計タイプ』『集計項目』『表示形式』を設定することができます。
⑤縦軸の集計タイプを設定する
集計タイプは『合計』と『平均』があります。
詳細は、集計タイプを参照ください。
今回は、集計タイプに『合計』を設定します。
⑥縦軸の集計項目を設定する
集計項目を設定します。
集計項目に設定できる項目は、集計項目を参照ください。
今回は、集計項目に『メンバー数』を設定します。
⑦縦軸の表示形式を設定する
表示形式は『値』と『割合』があります。
チャート種別によって使用できる表示形式が異なるため、「積み上げ縦棒グラフ」以外は固定の表示形式となります。
『値』と『割合』が、それぞれどのチャート種別で利用できるかは、表示形式(値・割合)を参照ください。
今回は『割合』を設定します。
⑧横軸を設定する
横軸項目を設定します。
横軸項目に設定できる項目は、横軸項目を参照ください。
今回は、基本情報の『役職』を設定します。
横軸項目が未入力なメンバーを、チャートに『表示する』『表示しない』を選択できます。
今回は、基本情報の『役職』が未入力のメンバーをチャートから除外するため、『表示しない』に設定します。
円グラフの場合は、横軸項目を設定できません。
⑨横軸の凡例項目を設定する
横軸の凡例項目を設定します。
凡例項目に設定できる項目は、凡例項目を参照ください。
今回は基本情報の『性別』を設定します。
凡例項目が未入力なメンバーを、チャートに『表示する』『表示しない』を選択できます。
今回は、基本情報の『性別』が未入力のメンバーもチャートに包含するため、『表示する』に設定します。
円グラフの場合は、縦軸の集計項目の凡例項目を設定します。
縦軸と横軸を選択したあとにチャート種別を変更した場合
チャート種別ごとに縦軸と横軸で設定できる項目が異なるため、設定がリセットされます。
確認画面を確認の上、「OK」ボタンを押してください。
例)縦棒グラフ・積み上げ縦棒グラフ・折れ線グラフから散布図に変更する場合
「詳細条件表示」をオンにした場合
「詳細条件表示」をオンにした状態で、グラフにマウスカーソルを合わせると、集計項目の『合計値』または『平均値』が表示されます。
「詳細条件表示」をオンにした状態

「詳細条件表示」をオフにした状態

⑩作成ボタンをクリックする
最後に『作成』ボタンをクリックします。
チャートガジェットが表示されます。
作成したチャートガジェットを編集したい場合は、チャートガジェットを編集するを参照ください。