データ安心パックにおけるログ変更とサポートサービスの規約変更について

カオナビユーザーの皆様へ

平素より大変お世話になっております。
いつも「カオナビ」をご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度お客様の利便性向上や開発の生産性向上を目的とし、カオナビの一部ページをSPA(Single Page Application)という新しいシステム構成に切り替えました。
以下SPA化といいます。
こちらに伴いデータ安心パックで提供されるログに変更があること、またサポートサービス規約の改定をお知らせ致します。

出力されるログの変更点

SPA化をしたページについては、下記の図にある通りページを遷移したログは出力されません。
しかしながら遷移したページで必要としているデータへのアクセス自体はログとして残っているため、内部監査として利用可能アクセスログは今までどおり問題なく出力されます。

従来のログ出力例

ページを遷移するたびに「ページを遷移したログ」と、「遷移したページで必要としているデータのログ」が出力されていました。

SPA化したページのログ出力例

ページ遷移のログは出力されません。
しかし遷移後のページで表示している情報(データ通信を伴うもの)のログは出力されます。
よって「遷移したページで必要としているデータのログ」のみが出力されます。

※「遷移先ページにあるデータへのアクセスログ」が内部監査として利用可能なアクセスログです

SPA化を行うページ

・カオナビトップページ
・ダッシュボードトップページ
・クリエイティブマップ
・要員シミュレーション
・管理者機能機能トップページ
・公開API v2情報
・ユーザー管理
・アクセス管理
・システム連携
・基本情報の予約設定
・グループ戦略ポータル

※クリエイティブマップ、要因シミュレーションについては、別タブで開く際にサーバーとの通信が発生するためページ遷移のログが出力されます。
※SPA化を行ったページであっても、画面の更新(F5を押下するなど)を行うとページ遷移のログが出力されます。

SPA(Single Page Application)の概要とメリット

SPAは、GoogleやFacebookを始め多くの企業で使われているモダンなシステム構成です。
一度ページを読み込んだらユーザー操作に対して必要な部分のみを読み込みことで、操作性や表示速度の向上を実現できます。

従来のシステム構成

今まではページを移動するたびにサーバーにアクセスし、取得した画面レイアウト情報を利用して毎回画面を表示し直していました。

SPA(Single Page Application)

初回アクセス時にすべての画面レイアウト情報を取得することで、ページ移動時にサーバーへのアクセスが不要となります。

SPA化することのメリット

  • 画面の読み込みにかかる時間が短縮され、高速なページ遷移が可能
  • 操作時に必要な部分だけが読み込まれるため、通信量も削減される
  • 上記に伴う動作速度、動作性の向上
  • フロントエンドとバックエンドが分離開発可能となることによるリリース速度の向上

サポートサービス規約の改定

また本リリースに伴い、従来の規約の意味内容をより明確に表現するためサポートサービス規約を改定いたしました。

    「アクセスログ」または「利用履歴情報」となっている文言を「アクセスログ」に統一し、
    併せて「アクセスログ」の定義を明確化するために修正

サポートサービス規約全文については、以下をご覧ください。
サポートサービスへのお申込日の規約が適用されます。
サポートサービス規約

規約適用開始日

2023年04月07日(金)