SMART REVIEW 計算式・判定式Tips

SMART REVIEWの計算式パーツ/判定式パーツについて、よくあるお問合せや、知っておくと便利な使い方をまとめました。

まずはじめに

SMART REVIEWでは計算式パーツや判定式パーツを使うことにより自動計算を行うことができますが、
四則演算以外にもさまざまな使い方があります。
よくお問合せがある内容や知っておくと便利な使い方をまとめました。

計算式のTips

SUM関数、AVERAGE関数は縦に並べて記述できる

SUM関数とAVERAGE関数は、下記のように項目を縦に並べて記述することができます。
横に並べるよりも見やすく、内容の確認もやりやすいかと思います。

    SUM(
    [ラベル名1],
    [ラベル名2],
    [ラベル名3],
    [ラベル名4],
    [ラベル名5]
    )
    AVERAGE(
    [ラベル名1],
    [ラベル名2],
    [ラベル名3],
    [ラベル名4],
    [ラベル名5]
    )

「○○以外の項目数」を表示する

COUNTIF関数は条件に合致する項目数を表示しますが、「○○以外」という条件も設定できます。

    空欄ではない(何か入力がある)項目数を算出する計算式
    COUNTIF(<>,[ラベル名1],[ラベル名2],[ラベル名3],[ラベル名4],[ラベル名5],[ラベル名6],[ラベル名7]…)
    「1」以外の入力がある項目数を算出する計算式
    COUNTIF(1<>,[ラベル名1],[ラベル名2],[ラベル名3],[ラベル名4],[ラベル名5],[ラベル名6],[ラベル名7]…)

計算式だけでなく、判定式でも<>の表記は利用できます。

    合計値が100以外のときに「ERROR」と表示する判定式
    [ラベル名]<>100,ERROR

MIN関数を使いたい

カオナビではMAX関数は利用できますが、MIN関数は利用できません。
ですが、MAX関数を工夫すればMIN関数と同じ値を表示することができます。

    計算式
    -(MAX(-[ラベル名1],-[ラベル名2],-[ラベル名3],-[ラベル名4]))

各項目にマイナス(-)を掛けてMAX関数を設定し、さらにMAX関数自体にもマイナス(-)を掛けます。
対象の項目がプルダウン(規定値)でもナンバーボックス(自由入力)でも利用可能です。

一次評価と内容が違う場合だけ二次評価をつけたい

「二次評価が入っていれば二次評価を、二次評価が入っていなければ一次評価を評点としたい」というご要望をよくいただきます。
IF関数を利用することで設定可能です。

必要な項目 : 一次評価の項目、二次評価の項目
内容 : 一次評価の項目が空欄であれば0を表示。一次評価が入力されているとき、二次評価の項目が空欄であれば一次評価を表示。二次評価に入力があればニ次評価を表示する。

    計算式
    IF([一次評価のラベル名]="",0,IF([二次評価のラベル名]="",[一次評価のラベル名],[二次評価のラベル名]))

AND条件やOR条件を使いたい

AND関数やOR関数はカオナビではご用意していないのですが、IF関数を組み合わせることで実現可能です。

AND条件

    条件Aかつ条件Bの場合に結果Cを表示
    IF((条件A)*(条件B),"結果C","")

    (例)一次評価点が100点以上かつ二次評価点が120点以上の場合に「合格」、それ以外場合は「不合格」と表示する
      IF(([一次評価点のラベル名]>=100)*([二次評価点のラベル名]>=120),"合格","不合格")

OR条件

    条件Aまたは条件Bの場合に結果Cを表示
    IF((条件A)+(条件B),"結果C","")

    (例)判定結果がSまたはAの場合に「○」、それ以外場合は空欄を表示する
      IF(([判定結果のラベル名]="S")+([判定結果のラベル名]="A"),"○","")

判定式のTips

部門や役職、等級によって表示を切り替えたい

まずは判定式の基本的な使い方を見てみましょう。
判定式を利用することで、部門や役職、等級などの条件によって、表示する文言や値を変更することができます。

    判定式
    [ラベル名]="内容①",文言①または値①
    [ラベル名]="内容②",文言②または値②
    [ラベル名]="内容③",文言③または値③
    [ラベル名]="内容④",文言④または値④
    ・・・

例えば「部門」という項目に「営業部門」「制作部門」「開発部門」「管理部門」があるとして、その内容によって文言を切り替えたいときは、下記のような式になります。

    判定式例
    [部門]="営業部門",前年比110%達成
    [部門]="制作部門",3記事発行/月達成
    [部門]="開発部門",不具合発生率10%削減
    [部門]="管理部門",新卒採用10人達成
    ・・・

複数の条件を掛け合わせて判定したい

いくつかの条件を組み合わせて表示内容を変更するには、各条件を数値化し、その合計値で判定します。

(例)職種と等級の組み合わせで異なる評価項目を表示する

条件①「職種」 : 営業、制作、事務、開発
条件②「等級」 : 1等級、2等級、3等級、4等級、5等級、6等級、7等級、8等級、9等級、10等級
職種と等級をそれぞれプルダウンで作成し、各選択肢を下記表のように数値化します。
入力方法についてはプルダウンリストの値指定をご覧ください。

↓等級  職種→ 営業,100 制作,200 事務,300 開発,400
1等級,1 101 201 301 401
2等級,2 102 202 302 402
3等級,3 103 203 303 403
4等級,4 104 204 304 404
・・・
9等級,9 109 209 309 409
10等級,10 110 210 310 410

[職種]+[等級]=303 の場合、「事務の3等級」であると決まります。
実際の判定式は下記の通りです。

    判定式
    [職種]+[等級]=101,営業×等級1の評価項目
    [職種]+[等級]=102,営業×等級2の評価項目
    [職種]+[等級]=103,営業×等級3の評価項目
     …
    [職種]+[等級]=205,制作×等級5の評価項目
     …
    [職種]+[等級]=310,事務×等級10の評価項目
    [職種]+[等級]=410,開発×等級10の評価項目

数値化する際、条件ごとに桁数を変えると合計値が全ての組み合わせでかぶりません。
条件の選択肢が10個以上ある場合は、他の条件は2桁以上違うものにしてください。

参照した文章が見切れてしまう

計算式パーツや参照タグで文章を参照すると『表示段数』を指定するので、長文や改行が多かった場合は文章が見切れてしまいます。
その場合、文章を参照したパーツをさらに判定式で参照することで全文表示することができます。

    判定式
    [ラベル名]<>"",[ラベル名]

計算式パーツで文章を参照している場合、参照元に入力がなく表示が0になってしまう場合は下記判定式になります。

    判定式
    [ラベル名]<>0,[ラベル名]